- ■ICANN(アイキャン) このページの一番上に戻る
- あまり聞きなれない名前ですが、アイキャンとは、IPアドレスやドメイン名などのインターネットに関する基本的な項目の標準化や割り当てを行う、世界的な非営利組織のことです。ちなみに、日本で使用されるネット上のJPドメインの管理や、ICANNとの国際的な協議を行う機関は”JPNIC(ジェイピーニック)と言います。
- ■IPアドレス
- インターネット上でコンピュータを識別するために設けられた識別番号のことです。つまり、”ネット接続されているコンピュータが設置してある住所をあらわす番号”と考えてもらえればOKだと思います。このIPアドレス(数字)を文字列に置き換えたのがドメインなのです。
IPアドレス:211.81.255.3 →ネーム(DNS)サーバーが変換→ ドメイン:http://rich-navi.com/
- ■アクセスカウンター このページの一番上に戻る
- アクセスカウンターとは、ご存知の方も多いかと思いますが、『自分のサイトに、どれ位の訪問者が来てくれたのか』を知らせてくれるモノです。また、相互リンクを依頼する際には、『1日のアクセス〜件以上のサイト』という条件を提示しているサイトもあるので、相互リンクしてもらう際の判断材料ともなります。
そしてもちろん、インターネットをしている際にたまたま自分のサイトに訪れた訪問者も、アクセスカウンターの数字を見て、そのサイトがどれくらい魅力的なサイトなのかを知るための一つの材料にします。つまり、アクセス数が大いに超したことはないのです。一般的に、『アクセスカウンターの数字が少ない=まだHPができて日が浅いので、HPに対する信用度が低い』という風に見られがちです。
どうしてそういう風に見られてしまうのかと言うと、ホームページは作るのは比較的簡単ですが、ある程度まで育て上げるのが大変で、初期段階で途中で投げ出してしまう人が多いからです。しかし、ある程度ホームページを育ててあげると、大きな更新をしなくてもたくさんの方が見に来てくれるようになります。ですから、そこまで我慢できるかが勝負ですね!
上に述べてきたような理由を考えて、レンタルサーバーを利用し始めたら、できるだけ早く無料アクセスカウンターをレンタルする事をオススメします。最初は自分のアクセスがほとんどで、1日数件程度かもしれませんが、サイトの充実と宣伝活動によって、だんだんとカウンターの数字が増えていくのは、とても嬉しいものですよ♪
そしてある程度アクセスが増えると、『人が人を呼ぶ』状態になりアクセスは自然に伸びてくるようになります。あと、アクセスカウンターは『自分がHPを開いただけでも、数字が増えていくようになっているモノ』を借りるとよいでしょう。
■アノニマスFTP このページの一番上に戻る
- アノニマス(匿名)FTPとは、不特定多数の人がサーバーに保存されたファイルをパスワード認証などをせずに、自由にダウンロードすることができる仕組みのことです。アノニマスFTPに対応したレンタルサーバーを利用すれば、訪問者に自分が作成した体験版のソフトや、ファイルなどを自由にダウンロードしてもらう事ができます。
■アクセス解析(アクセスログ) このページの一番上に戻る
- 『アクセス解析』とは、自分のサイトの訪問者はどこからのリンクでの訪問なのか、どういう検索キーワードからの訪問なのか、使っているOSは何なのか、ブラウザのバージョンは何なのか、「お気に入り」からきてくれた人の割合の推移は・・・などと、色んな種類の情報を、折れ線グラフや円グラフを多用した分りやすい表示で、様々な角度からアクセスを分析してくれるサービスです。下に一般的なアクセス解析の説明をします。
■アクセス数 : 時間毎、日毎、週毎、月毎、それぞれのトータルアクセス、ユニークアクセスを集計します。
■リンク元URL : どこのURLからリンクが来たかを集計します。
■検索ワード : 検索エンジンからのリンクに対し、使われた検索文字を集計します。
■検索エンジン : 検索エンジンからのリンクに対し、使われた検索サイトを集計します。
■ドメイン(ISP) : 訪れたユーザーが接続しているプロバイダーなどのドメインを集計します。
■OS(機種) : 訪れたユーザーが利用しているOS名や機種名を集計します。
■ブラウザ : 訪れたユーザーが利用しているブラウザ名を集計します。
■ディスプレー : 訪れたユーザーが利用している画面解像度や画像色数などを集計します。
■訪問間隔・回数 : 訪れたユーザー個々の訪問頻度などを集計します。
■生ログ閲覧 : 二日前まで遡って、全てのアクセスログを一件一件確認できます。
兄さんがよく利用するのは、『リンク元URL』です。ここに表示されるリンクを訪れれば、どのサイトから自分のサイトへ飛んできてくれる人が多いのかがわかります。つまりURLごとに、相互リンクの効果や自分が書いた宣伝書込みの有効性が図れるというわけです。
また、アクセス解析を分析して情報を上手く利用できれば、アクセス数を増やして売上を伸ばすいは、どのページを改良したら良いのか、どのページを重点的に更新すれば効率が良いのかなど、サイトを上手に判断していくための助けになります。
レンタルサーバー業者によっては、単にアクセス解析のデータを提供するだけではなく、さらに内容を解析できる機能を提供してくれているところもあります。
■アングラサイト このページの一番上に戻る
- 激安・格安レンタルサーバーの”禁止事項に盛り込まれていることが多いサイト”です。一般的には、ソフトの違法コピー(WAREZ)や、ハッキング、ドラッグの方法など、違法な情報を公開しているサイトのことを指します。これらのレンタルサーバーでサイトを作成・公開した場合、問答無用で削除される場合もありますので、十分に注意するようにして下さいね。
■暗号化 このページの一番上に戻る
- メールのやり取りをする際に、送信・受信途中で誰かに内容を見られることを防ぐ方式です。暗号化には、データを変換するためのアルゴリズムと、鍵と呼ばれるデータを用います。暗号化の方式には、2つの鍵を組み合わせて使う”公開鍵暗号方式”と、1つの鍵を使う”秘密鍵暗号方式”があります。法人サイトを運営する場合には、信頼性がとても大切になるため、この暗号化に対応したレンタルサーバーを利用することをオススメします。
■ウイルス駆除サービス/セキュリティ対策 このページの一番上に戻る
- 個人サイトを運営する場合には、市販のセキュリティソフトを自分のパソコンにインストールしておくだけでも良いかもしれませんが、もし、サイトを利用して商売をしたり、他人の個人情報を管理しているようなタイプのサイト(インターネットSHOPや法人サイト)の場合は、レンタルサーバー側と自分のパソコンと、2重のセキュリティ対策を施しておいた方が安全です。
レンタルサーバーのメールウイルス駆除サービスは、レンタルサーバーを利用したメール(独自ドメインやサブドメインを利用したメール)を送受信する際に、そのメールがウイルスに感染していないかどうか、レンタルサーバー側でチェックして駆除してくれるサービスです。新種のウイルスに対応するためのデータも、レンタルサーバー業者が更新してくれるので安心です。
また、レンタルサーバーを利用したメールを送信する際に、SSLを使った認証と暗号化を行ってくれるサービスを提供している業者も存在します。ビジネスでサイトを利用し、顧客情報を管理している場合などは、これはぜひあった方が良い機能だと思います。顧客に送ったメール、顧客からのメールが外部に漏れたりした場合は、信用はガタ落ちです。
独自ドメインを使っていて、メールを経由して会社内のネットワークにウイルスが侵入した場合、そのドメイン名のメールアドレスで顧客に大量のスパムメールが送られたり、他のサーバーを攻撃したりすることもあります。独自ドメインを見れば、誰から送られたメールなのかがすぐに判断できるので、会社や自分の信用度は一気に落ちることになります。
■Webサーバー(ウェブサーバー) このページの一番上に戻る
- インターネットで公開されているデータやコンテンツが保存されているコンピュータのことを言います。ブラウザにURLを入力し、このWebサーバーにアクセスすることで、兄さん達は色んなサイトを見たり、ファイルをダウンロードしたりすることができます。
■WEBメール このページの一番上に戻る
- Webメールというのは、ブラウザ(インターネット上)でのメールの送受信ができるサービスです。自分のメールソフト(例:Outlook Express)を持っている必要はなく、インターネットに接続できる環境さえあれば、全世界どこでもメールの送信・受信ができます。この機能をレンタルサーバー業者が提供している場合もあります。
兄さんは、Yahoo!メールを利用していますが、実家に帰省した時は、Webメールの便利さを特に感じます。手元に自分のパソコンがなくても、インターネットに接続できるパソコンさえあれば、メールのチェック&送信ができるのでとてもありがたいです♪
それに、Webメールには、たいていアドレス帳やカレンダー機能が付いており、それを利用すれば、友達のメールアドレスがわからなかったり、今後のスケジュールが分からないという事もありません。また、現在は携帯電話に対応している無料メールもあるので、それを利用すれば、携帯電話の電波が届く場所なら、どこからでもメールのチェックができるようになります。
■Weblog(ウェブログ) このページの一番上に戻る
- ウェブ上に設置された日記サイトのことを言います。日記や内容に対して、それを読んだ人がコメントを付けることができるので、コミュニケーション性が高いことが主な特徴です。また、検索エンジンgoogleが重要視するという情報もあり、現在人気が出ています。
兄さんがオススメしている”ロリポップ”では、このブログを標準サービスとして提供しており、実際に利用されている方もかなり多いようです。
■SSI(エスエスアイ) このページの一番上に戻る
- これもレンタルサーバーでよく見かける機能だと思います。SSIとは、Webサーバーにアクセスがあった時の状況に応じて、HTMLファイルを直接書き換える技術のことを言います。
例えば、ページを更新したら、自動的にページ上の最新更新日時がファイルを上書き保存した日時に変更されます。仕組み(働き)としてはCGIと似ていますが、CGIはプログラム単体で利用するのに対し、SSIはHTMLファイルにタグを埋め込むようにして利用する点が異なります。
■SSL(エスエスエル) このページの一番上に戻る
- SSLとは簡単に言うと、ホームページのセキュリティを強化する仕組みです。ただ、SSL対応と書かれていたとしても、その内容は同じではないので注意が必要です。一般的には、レンタルサーバー業者が用意して、サーバー利用者が共同で使うSSLの場合は、ショッピングカーと機能に付属していて、手軽に使えるものが多くあります。
ただ、ショッピングカート以外のアンケートフォームや、顧客が入力する名前や住所などの個人情報はSSLで守られていない(対応していない)こともありますので、SSLの範囲については気を付けなければいけません。一般の個人サイトであればあまり敏感になる必要はないと思いますが、インターネットSHOPや法人サイトの場合には、顧客の個人情報の管理は最も大切なことであることを肝に銘じる必要があると思います。
■SMTP(エスエムティーピー) このページの一番上に戻る
- この文字は何度か目にした事があるかとおもいますが、これは、インターネットでメールを転送するときに使われる通信手段です。Outlook Expressなどのメールソフトから、自分が作成したメールをメールサーバーに送信するときなどに使われています。一般的には、受信用の”POP3サーバー”と送信用の”SMTPサーバー”が一緒になっている場合が多く、この二つをまとめて、”メールサーバー”と呼ぶ場合もあります。
■SMTP-AUTH(エスエムティーピーオース) このページの一番上に戻る
- 迷惑メール対策などを考慮して作られた、上で説明したSMTPにユーザー認証機能を追加したもののことを言います。この方式であれば、メール送信時にユーザー認証が行われるため、メールの信頼性を高める事ができるようになります。
■FTP(エフティーピー) このページの一番上に戻る
- インターネットでファイルを転送する時に使われる通信手段のことです。ホームページ作成ソフトなどを利用して、自分が作ったホームページをサーバー上にアップロードする時には、基本的にこのFTPという方法を使ってアップロードします。ですので、レンタルサーバーがこのFTPという仕組みに対応している必要があるのですが、現在のレンタルサーバーのほぼ全部が、このFTPに対応しているので心配する必要はありません。
■買い物かご(ショッピングカート) このページの一番上に戻る
- インターネットで買い物をしたことがある人は目にしたことがあると思いますが、サイトに設置してるショッピングカートはとは、お客さんが選んだ商品や代金を記録して、精算する時に使用する機能のことです。
このショッピングカート機能を設置していれば、お客さんが購入した商品を一度確定して、その時点での合計金額を表示し、そのまま注文ができるので、お客さんの負担が一気に減ります。インターネットSHOPを運営するのなら、このショッピングカート機能が利用できるレンタルサーバーを選ぶことをオススメします。
なお、インターネットで買い物をする場合、一般的にクレジットカード決済が利用される事が多いので、単にショッピングカートCGIを提供してくれるレンタルサーバーよりも、クレジットカード決済にまで対応したサービスを提供してくれるレンタルサーバーを利用した方が負担が減ります。
■会員制Web/アクセス制限/ユーザ認証 このページの一番上に戻る
- 別名『アクセス制限』『ユーザ認証』とも呼ばれる機能です。この機能が利用できれば、IDやパスワードを知っている人だけがアクセスできるページを作成できます。例えば、有料会員制の株式投資情報を提供したり、ある特定の人だけに情報を公開することもできます。
法人サイトの場合は、例えば、部署ごとに連絡用のページを作成して、そのページにアクセス制限をかければ、そのパスワードを知っている社員しかそのページにはアクセスできないようにすることができます。
■仮想(バーチャル)レンタルサーバー このページの一番上に戻る
- 仮想(バーチャル)レンタルサーバーは、VPS(バーチャルプライベートサーバー)とも呼ばれます。共用レンタルサーバーと同じで、1台のサーバーマシンを複数の利用者で共用しますが、仮想的に独立したOSが利用者ごとに割り当てられています。ですので、共用レンタルサーバーではできないアプリケーションをインストールしたりすることも可能で、各利用者があたかもサーバーの管理者であるかのようにサーバーを利用できるのが特徴です。
ただ、共用レンタルサーバーに比べて自由度が高いので、その分、料金は高めです。位置付けとしては、上で紹介した共用レンタルサーバーと、下で紹介する専用レンタルサーバーの中間のサービスと考えると良いでしょう。共用レンタルサーバーに比べて料金が高めなこともあり、共用レンタルサーバーよりは快適(サイトの表示速度が速い)な場合が多いようです。
■共用レンタルサーバー このページの一番上に戻る
- 共用レンタルサーバーとは、1つのサーバーを複数(数十〜数百人)の利用者で共用するサービスです。つまり、共用レンタルサーバーを建物に例えると、複数の住人が住むアパートのような感じです。ですから、他の住民(サイト運営者)に迷惑を掛けるような行為は禁止となっています。例えば、極端にアクセス数の多いサイトは利用できないとか、CGIなどのプログラムで不可を掛けすぎてはダメ等といったことです。
共用レンタルサーバーでは、1つのサーバーマシンのCPUやメモリー、ハードディスクといったものを複数の利用者で共用して使います。HPスペースだけではなく、CGIに使うPerl、PHPなどの基本的な設定も利用者が共用して使うので、利用者ごとに変更することはできません。
あと、これは下で説明する仮想(バーチャル)レンタルサーバーにも共通して言えることですが、サーバーの快適さはサーバーマシンの性能と、バックボーンの接続容量や、1台のサーバーに何人の人で利用するかによって変化します。基本的に共用している人が多いほど、サーバーマシンの動作やサイトの表示が遅くなるので、快適さは失われます。また、たとえ共用する人数が少なかったとしても、1台のサーバーの中に極端にアクセス数が多いサイトがあったりすると、他のサイトの表示速度に悪影響が出ます。
ここまで見ると、制約が多くて使い辛いような印象を受けるかもしれませんが、そんなことはありません。実際、兄さんも共用のレンタルサーバーを利用していますが、今までに不便さを感じたことはまだ一度もありません。余程の規模のサイトでなければ、このクラスのレンタルサーバーで十分だと思います。
また、共用レンタルサーバーは料金が安いのが大きな魅力的です。ここ数年で低価格化が進んでいて、1ヶ月当たり数百円で利用できるレンタルサーバーもあります。もちろん、独自ドメインでの利用もできますので、レンタルサーバー選びはこのタイプを基本にすると良いと思います。
■掲示板(BBS) このページの一番上に戻る
- 掲示板はサイト訪問者の信頼を得たり、アクセス数を増やすために重要なコンテンツの一つです。レンタルサーバー業者からこの掲示板が提供されている場合、簡単に自分のサイト内に掲示板を設置することができます。ホームページ内に掲示板を置くことは、自分のサイトに遊びに来てくれる訪問者との、コミュニケーションをはかる方法としてとても有効です。
中には、サイト内のリンク切れや、『載せている情報の書き方が誤解されやすいのでは?』などのアドバイスをくれる訪問者の方もいます。また、兄さんのサイトに限って言えば、株式投資の上での有益な情報を教えてくれたり、投資に対するアドバイスをして下さる常連さんもいます。
掲示板を設置する事は、訪問者の方とコミュニケーションをとる方法として、とても大切な事です。HPを訪問した際に、そこの掲示板を見れば、どんな人がサイトを運営しているかがわかりますよね。掲示板の管理がきちんとできていれば、それを見た訪問者の方に安心感を与える事ができます。それに、掲示板できちんと返事がなされている事は、掲示板だけはなく、たとえある程度HPを更新していない日が続いたとしても、『HPが生きている』という証明にもなるのです。
そして、もしHPを使って商売をやろうと考えていたり、お店の宣伝をしようと考えているなら、掲示板を設置する事はとても大きなポイントとなります。私は旅行の際に、インターネットで宿泊する場所を探すのですが、この前は、最終的に決めたペンションを見つける前に、100近くの民宿・ペンション・ホテルのホームページを見ました。その時に、宿泊所のHP内に掲示板が設置してあり、宿泊者からの感謝やお礼のコメントがたくさんあると、とても安心できて大きなプラスポイントになりました。
ホームページに書いてあるのは、お店側にとって良いことばかりで、悪いところは省かれている場合が多い事を多くの人は知っています。その中で、お店の人の人柄が見え、お店を利用した人のナマの感想・クチコミ情報が読める掲示板が設置してあると、お店の事も信用でき、お店の評価がかなり上がります。これは大事な事なので、覚えておいて下さいネ。
お店(商売)の良いところばかりを載せたHPを作り、「あ〜これでお客さんが増える(売上がアップする)」などと思っている方がもしいるなら、ハッキリ言います。それは勘違いです!HPに書いてある事を全部信じるほど、お客さんはバカではありません。掲示板は、匿名で書込みが出来るので、自分が感じたことを常識の範囲内で正直に書き込むことができます。ですので、掲示板ほど信用できるものはないでしょう。
この辺で話を元に戻しますネ(^-^;...掲示板を運営する際の注意点ですが、まず大切なのは書込みに対して、きちんとコメントをする事です。掲示板に書込みする事に慣れていない人にとって、掲示板に書込みをする事は、多少なりとも勇気がいる事です。それをやってくれたのだから、きちんと返事を書き込むのは、HPの運営者として当たり前の事だと思います。
もしこれが出来ないのであれば、掲示板は設置しないようにしましょう。逆効果になります。もし、お仕事などが忙しくて書き込みが出来ない時は、掲示板であらかじめそれを報告しておくとよいと思います。
それと、コメントの内容には注意して下さいネ。返事のコメントを書くのは一人に対してですが、それを見るのは何十人(何百人)です!ホームページを訪れてくれた方は、そのコメントを見て、サイト運営者がどんな人なのかをある程度判断します。
どういう人(お店)かを判断する際に、『会話』ってとても大事ですよね。掲示板は、『サイト運営者の会話が全て記録されているもの』です。それを見れば、どういう人(お店)なのかを判断するのには、とても重要かつ十分な材料ですよね。忘れないように気をつけて下さいネ!(^-^)/
■グループウェア このページの一番上に戻る
- これはサイト運営に関わる人達の情報共有のために使用するサービスです。レンタルサーバー業者の中には、このグループウェアサービスを提供しているところもあります。サイトを使った簡単なものから、有名なサイボウズをインストールした本格的なものまで、グループウェアが利用できれば、仲間同士の予定や計画などの情報共有が効率良くできるようになります。
また、携帯電話からグループウェアにアクセスできたり、ウェブメールが利用できたりすれば、外出先からも必要な情報へのアクセスができるようになるので、大変便利です。ただ、このグループウェアを利用するには追加料金が必要な場合が多いので、この点は予め確認しておいた方が良いでしょう。
■グローバルIPアドレス このページの一番上に戻る
- 世界中に1つしか存在しないIPアドレスのことです。インターネット上の住所に該当し、インターネットにアクセスするためには、このグローバルIPアドレスが必要になります。通常は、プロバイダから提供されていて、もし、プライベートIPアドレスが割り当てられている場合には、NATなどでグローバルIPアドレスに変換されることで、インターネットへアクセスができるようになります。
■固定IPアドレス このページの一番上に戻る
- 通常、インターネット接続サービスでは、ログインするたびに割り当てられるIPアドレスが変わってしまいますが、この固定IPアドレスが利用できれば、IPアドレスが変わらなくなります。一般的に、自宅サーバーを設置する際などに必要となります。ちなみに、固定IPアドレスはオプションサービスとして提供され、別料金となる場合がほとんどです。
■サイト・Webサイト このページの一番上に戻る
- 本来の意味は、人まとまりになっているWebページの集まりという意味ですが、一般的には、ホームページのことを指します。ちなみに、兄さんが使っている”サイト”という言葉も、このホームページという意味で使っています。このサイトを運営・管理している人のことを”Webマスター”と呼びます。サイトを運営して収入を得ている方が名刺を作る際や、自分の職業を紹介する際には、”職業:Webマスター”と書けばOKです。
■サイト内全文検索 このページの一番上に戻る
- これは自分のサイト内だけをキーワード全文検索できる機能です。同じような機能がgoogleからも提供されていますが(googleサイト内検索)、レンタルサーバー業者がこのサービスを提供している場合もあります。この機能を使えば、自分のサイトへの訪問者に気軽に自分のサイト内を検索してもらえたり、目的の情報を含んだページを探してもらう事ができます。ただ、提供している検索機能の正確さなどは業者によって様々なので、期待した効果が得られない場合は、googleサイト内検索を利用するのも一つの手かもしれませんね。
■サポート このページの一番上に戻る
- これは、レンタルサーバーを利用していて、突然ページが表示されなくなったなどのトラブルが起きたり、何が疑問が生じたりした時に、メールや電話、FAXで相談に乗ってくれるサービスです。ほとんどのレンタルサーバー業者が、利用者が自分で疑問やトラブルを解決できるように、サイト内にQ&A(よくある質問と回答)を掲載していますが、このQ&Aを読んでも解決できない問題や、緊急を要するトラブルもありますよね。こういう場合に、レンタルサーバーのサポート体制が重要になってきます。
このサポート体制は基本的には、料金に比例して異なっているような気がします。例えば、月額数千円のレンタルサーバー業者の場合は、どんな質問にも電話で対応してくれるサポートを提供していることが多く、業者によって決められた時間内であれば、電話をしてすぐに疑問を解決することもできます。
また、サポートには無料(基本料金に含まれている)と有料のものがありますが、有料のサポートは、主に自宅まで出張してサーバーに関する説明&設定をしてくれるなど、パソコンに詳しくない利用者向けのサービスという感じです。ですから、パソコンに関する基本的な知識がある方なら、基本料金に含まれている電話サポートで十分だと思います。
なお、たとえ月額料金が安い激安・格安レンタルサーバー業者であっても、大抵、標準的なメールサポートは提供しています。このメールサポートで大切なのが”質問に対しての回答を返すまでの時間”です。贅沢を言えば、質問をしてから3時間以内で返信があるのが理想的で、この時間内では無理だとしても、24時間以内には回答が貰えるレンタルサーバー業者を選ぶのが良いと思います。
もちろん、トラブルや疑問が起きた時に、自己解決できる能力を持った人なら、このサポート体制にはそこまでこだわらなくても良いかもしれませんが、サイトを利用して物を販売していたり、法人サイトであったりする場合には、できるだけ電話サポートが提供されているレンタルサーバー業者を選択した方が良いと思います。
法人サイトや本格的なインターネットショップを運営している場合、『サーバーの調子が悪かったのです』こんな言い訳をお客さんは聞いてくれないでしょうから。お客さんから『貴社(あなた)の管理体制(リスク管理)が甘いのが問題なのでは?』と切って捨てられるかもしれません(;^_^A。このような事を防ぐために万全な備えをしておきたいのであれば、営業時間外のトラブルにも電話対応してくれる業者を選んだ方が良いかもしれません。
サイトやメールのトラブルが、サイト収入やお店の信用に直に影響するタイプのサイトを運営しているのであれば、手厚いサポートを受けたとしても、十分な費用対効果が得られると思います。参考までに、望ましいサポート体制の例を下に掲載しておこうと思います。基本的に、下に行くほど料金が高くなる傾向にあります。
■基本料金でサポートが受けられる。
■24時間以内に質問に対するメール回答が得られる。
■営業時間内の電話サポートが受けられる。
■24時間・365日の電話サポートが受けられる。
■電話サポートがフリーダイヤルになっている。
■サポートの専門部署・専門スタッフがいる。
■サポートに技術スタッフ(SEなど)がいる。
■CGI(Perl/PHP/Ruby) このページの一番上に戻る
- CGIプログラムとは、サーバー側で計算やプログラムを処理して、その結果をブラウザ(例:Internet Explorer)に表示させるプログラムの事で、アクセスカウンターやアクセス解析、掲示板やチャット、ショッピングカートなど様々なホームページ運営補助ツールに使われます。このCGIプログラムを記述する言語がPerl/PHP/Rubyといったものです。兄さんも詳しく知っているわけではありませんが、名前くらいは聞いたことがある方が多いと思います(^^ゞ。
現在、CGIでもっとも利用されている言語はPerlですが、Perlにはいくつかのバージョンがあります。ですので、できるだけ最新のPerlをインストールしているサーバーを選択することがオススメです。もし、Perl以外のPHP/Rubyといった言語でCGIを作成する場合には、サーバーが対応しているかどうかきちんと確認するようにして下さいね♪
また、掲示板に書込まれたデータを自動的にメールで通知する機能を組み込んだCGIを設置する場合には、レンタルサーバーが『Sendmail』に対応しているかどうかが重要になることを忘れないようにしましょう。あと、『Xoops』のようなPHPを利用したコミュニティーサイト構築ツールを使いたい方は、当然サーバーがPHPに対応していることが条件となりますので、これもレンタルサーバーを選ぶ際に気を付けるようにして下さいね。
なお、『Xoops』を動作させるためには、PostgreSQLやMySQLといったデータベースが必要になります。データベースがオプション料金なしで利用できるレンタルサーバーは少ないので注意するようにしましょう。
ここまで見て『難しそうやなぁ』と感じた方もいると思いますが、これらのCGIは一から自分で作る知識がなくても、様々な無料CGI配布サイトがたくさんあるので安心して下さいね。レンタルサーバー業者側から予め、掲示板やアクセスカウンター、チャット、ショッピングカートなどのCGIが用意されている場合もあり、管理画面からボタンを押すだけでサイト上で利用できたりもします。
また、CGIは自由に利用できるけど、そのCGIを用意して設置するのは利用者に任せるという方式を採っているレンタルサーバー業者もあります。この場合、無料CGI配布サイトなどから、自分が利用したいCGIプログラムをダウンロードして、自分でCGIを利用するために必要な設定をしなければなりません。
この設定はプログラムの中身を自分で変更しなければいけないことも多くあり、上に書いたように、レンタルサーバー業者から予め用意されているCGIプログラムのように、”ボタン一つで利用できる”というわけにはいきません。つまり、それなりの知識は必要です。
共用レンタルサーバーでは、他の利用者に迷惑がかかるような自体を防ぐために、使えるCGIに制限を加えている業者も存在します。CGIが制限されてしまうと、サイト上で自分が利用したいコンテンツが実現できない場合もあるので、CGIの利用に制限があるのか、ないのかは重要な項目の一つとなります。ただ逆に、「CGIは利用しない」という方にとっては、気にしないでも良い項目だと思います。
■ストリーミング配信機能 このページの一番上に戻る
- 自分のサイト上で動画を配信するには、一度ファイルをダウンロードしてから見てもらう形式と、ダウンロードしながら再生するストリーミングという形式があります。このストリーミング配信ができるようにするには、一般的には専用サーバーとの契約が必要ですが、共用や仮想レンタルサーバーであっても、利用可能なレンタルサーバー業者も存在します。
■スパムフィルタ(スパム対策/迷惑メール防止) このページの一番上に戻る
- 独自ドメインを利用したメールアドレスは、スパムメールが増えてきたからといっても、メールアドレスを変更することはできません。このスパムメールをレンタルサーバ業者側で防いでくれるのが、スパムフィルタ(スパム対策)機能です。この機能を利用すれば、サーバー側で迷惑メールが処理されるので、パソコンにも負担がかかりません。
■専用レンタルサーバー このページの一番上に戻る
- 専用レンタルサーバーは、1台のサーバーマシンを丸ごとレンタルするサービスです。自由にアプリケーションをインストールできますし、搭載されているハードディスクの許す限りデータも置けます。また、他の利用者のことを考える必要はなく、もちろん、他のサイトの影響を受けたりする事はあり得ないので、快適さと自由度は抜群です。
サーバーを好みの状態に変更したりできるので、共用型、仮想型のような制限はほとんどないと考えて良いでしょう。当然ですが、1台を丸ごと利用しているので、CGIなどのプログラムを使うにしても、データベースを使うにしても、その性能を100%自分だけで利用できます。
ただ、サーバーマシンやOSの選択、セキュリティー管理、その他イロイロなサーバーの環境設定を自分で行わないといけないので、技術的な知識が必要な上に、サーバーを運用管理する能力も必要となります(レンタルサーバー業者が設定や運用管理をしてくれるところもあります)。
ちなみに、料金は3種類の中で一番高額になっています。サーバーを再販して、自分でレンタルサーバーサービスを提供したり、企業などで専門の担当者がいて、かなり多くの人数でサーバーを利用する場合など、知識を持った人向けのレンタルサーバーサービスです。
■チャット このページの一番上に戻る
- まずチャットの意味ですが、チャットとは、『インターネット上で、リアルタイムで行われるメッセージのやりとり』のことです。複数のネット利用者とリアルタイムで会話ができるチャットを設置することは、自分のホームページへの訪問者との交流を場としてとても有効です。
しかし、一つ注意点があります。これは掲示板にも言えることなのですが、チャットは特に、自分のサイトへの訪問者が少ない内に設置しても、ほとんど利用されず意味がありません。ですので、ある程度ホームページが充実してから設置する方が良いかと思います。もちろん、特定のグループや友達との会話のために利用するのなら、ホームページへのアクセス数が少ないうちでもOK!です。チャットを設置したことをメールなどで知らせて、どんどん利用して下さい。
レンタルサーバー側からこの機能が提供された場合、自分のサイト内に簡単にチャットを設置することができます。ただ、チャットは管理が難しいことで有名なので、もし、お客さんとの会話をしたい場合には、Yahoo!メッセンジャーなどを利用した方が良いかもしれませんね。
■追加オプション このページの一番上に戻る
- レンタルサーバー業者によっては、一つのプランしか用意していないこともありますが、ほとんどの場合、料金や機能によっていくつかのプランに分けられています。サイトを運営し始めた当初は最適だったプランも、サイトの規模が大きくなって、運営するサイトの数や、アクセス数や運営に関わる人数が増えてくると、現在のプランでは不足する場合も考えられます。こんな時、レンタルサーバー業者から追加オプションが提供されていると便利です。
提供される追加オプションは、レンタルサーバー業者によって様々ですが、一般的には下記の項目が挙げられます。
■ホームページ容量の追加
■転送量の追加
■サブドメインの追加
■メールアカウントの追加 |
■FTPアカウントの追加
■Telnetアカウントの追加
■Real Audioサーバの利用 |
レンタルサーバー業者によっては、たとえ初期プランの料金が安くても、この追加オプションの料金が高額になっている場合もあるので、レンタルサーバー業者と契約をする前に、追加オプションの内容・料金についてもきちんと調査しておいた方が良いと思います。兄さんはこれを見落としていて、兄さんは1,500円しか料金がかからないと思っていたレンタルサーバーで、5,963円もの料金を支払うことになりました。兄さんのような目に遭わないためにも、追加オプションの金額にも注意するようにして下さいね(;^_^Aフキフキ。
■DNS(ディーエヌエス) このページの一番上に戻る
- インターネットに接続されているコンピュータの1つ1つには、『IPアドレス』という数字で表されるネット上の住所のようなものが与えられています。インターネットではこの数字を基にして、無数にあるコンピュータを識別しています。このIPアドレス(数字)を文字列に置き換えたのがドメインなのです。
IPアドレス:211.81.255.3 →ネーム(DNS)サーバーが変換→ ドメイン:http://rich-navi.com/
このIPアドレスをドメインに変換する作業を行うサーバーを『ネームサーバー(DNSサーバー)』と言います。もしサイトを設置しているコンピュータが変更されても、ネームサーバー(DNSサーバー)に新しいコンピュータのIPアドレスを設定しなおせば、URLはそのまま利用できます。つまり、プロバイダを変更したりしても、一生同じ独自ドメインを利用することができるのです。
■Dos(ディーオーエス) このページの一番上に戻る
- 特定のサイトに対して、意図的に大量のアクセスをするなどして、サーバーをダウンさせてしまう攻撃のことを言います。これは、『刑法第234条-2、電子計算機損壊等威力業務妨害罪(5年以下の懲役または
100万円以下の罰金)』に該当する立派な犯罪行為に該当するそうです。
■ディスク容量 このページの一番上に戻る
- ディスク容量とは、下に説明する『HPスペース容量とメール容量』を合算した容量です。この場合は、HPスペースの容量としても、メールの容量としても、ディスク容量が許す限りバランスに関係なくデータを置くことができます。つまり、ディスク容量200MBと表示している業者と、HP容量150MB/メール容量150MBと表示している業者があったとすると、後者の場合はディスク容量が150MB+150MB=300MBということになり、ディスク容量に換算すると前者よりも大きいということになります。
■データセンター このページの一番上に戻る
- データセンターにサーバーが設置している場合には、耐震・消火・空調システム・無停電電源装置の二重化・24時間365日の友人監視などがある場合がほとんどなので、もしものトラブルの時に迅速に対応してくれる体制が整っていると考えて良いと思います。
■Telnet(テルネット) このページの一番上に戻る
- インターネット上のサーバーを、自分のパソコンから操作する仕組みです。Telnetが利用できるレンタルサーバーなら、サーバー上のHTMLファイルを直接編集する事ができます。
■データベース対応 このページの一番上に戻る
- データベースサーバーを用意しているレンタルサーバー業者なら、データベースを利用した便利なサービスを訪問者や顧客に提供することができます。例えば、自分のサイトで商品を扱っている場合、こられをデータベース化して、サイトと連携させれば、商品の入荷や在庫情報をリアルタイムにサイト上に反映させたり、商品の名前や価格などの条件から、全商品を検索したり、売れ筋ランキングを表示したりできます。
■転送URL このページの一番上に戻る
- サイトに短く覚えやすいURLを割り当てるサービスです。例えば、プロバイダが提供するホームページスペースのURLなどは、http://homepage3.nifty.com/rich-navi/などとなっていて、長くて覚えにくい場合が一般的です。そんな時に、この転送URLサービスを利用すれば、自分が設定した覚えやすいURL(例:http://rich-navi.com/)を入力するだけで、自分のページ:http://homepage3.nifty.com/rich-navi/に自動的にジャンプし、表示させることができます。
転送時に広告が表示される代わりに無料にしているところ、レンタルサーバーの標準サービスとして提供しているところ、オプションとして別料金を払って利用するところまで、様々な種類がありますので、転送URLを利用する際には確認をするようにしましょう。
■問い合わせ・アンケートフォーム このページの一番上に戻る
- 訪問者からの問い合わせや、アンケートに答えもらう際に、サイト運営者側で予め項目を作っておき、サイト上に入力するフォームを作成しておけば、いちいちメールを送信する負担を与えることなしに、訪問者に問い合わせやアンケートの回答をしてもらう事ができます。
このアンケートフォームが簡単に設置できる機能をレンタルサーバー業者が提供している場合もあります。ただ、この機能についてはHP作成ソフトの『ホームページビルダー』でも便利な提供されているので、こちらを利用するという手もあります。
■独自ドメイン このページの一番上に戻る
- 独自ドメインとは、独自ドメイン(例:rich-navi.com)とは、簡単に言うと『世界に一つだけしかない自分のサイトURLを持つために必要なもの』です。これを取得してしまえば、同じドメインを使い続ける限り、一生メールアドレスやホームページのURLを変更しなくて良くなります。
この独自ドメインを新規に取得する場合は、たいていレンタルサーバー業者が代行してくれます。料金や移転ができるかどうかを確認するのは当然ですが、その他に注意したい事の一つに”ドメインの名義は誰になるのか?”ということが挙げられます。
もし、ドメインの名義が利用者ではなく、レンタルサーバー業者になっている場合は、そのレンタルサーバー業者がサービスを止めたり、倒産したりすると、取得した独自ドメインの更新手続きができず、取得したドメインを失ってしまう事もありえます。
.comなどのドメインを取得すると、名前や住所、メールアドレスなどの個人情報が公開される仕組みになっています。この情報を悪用されるおそれがあるので、レンタルサーバー業者の名義にすることが多くありますが、この方法を利用する時には、”レンタルサーバー業者の信頼性”には特に注意した方が良いでしょう。情報の公開が曖昧な小規模のレンタルサーバー業者を利用して独自ドメインを取得し、ドメインの名義をレンタルサーバー業者に代行しておいたりすると、もし、その業者が倒産したりした場合は困る事になるかもしれません。
兄さんはこのサイトで海外のレンタルサーバーを紹介していませんが、その理由の一つには、この独自ドメインの名義の問題があることが挙げられます。英語がペラペラで、海外の業者との意思疎通が何の問題もなくできるのなら別ですが、もしそうではなく、単に料金の安さやサーバーの機能だけで海外のレンタルサーバー業者を選んでしまうと、後々、トラブルやサポートの面で後悔することが十分にあり得ると思うのです。
国内の業者を利用してわずかな料金で保険を掛けておくか、それとも、わずかな料金をケチって海外レンタルサーバー業者を利用したがために、後でサポート面などで困ったことになっても構わないのか、将来的なことを考えてみれば自ずと答えは出てきますよね(*^^*)。
■NAT(ナット) このページの一番上に戻る
- IPアドレスを変換する仕組みのことです。プライベートIPアドレスと、グローバルIPアドレスを相互に返還する時に利用される仕組みです。
■日本語ドメイン このページの一番上に戻る
- 「金持ち兄さん.com」という感じで、日本語が利用できるドメイン名です。2000/11から漢字や仮名が使えるようになりました。現在は、.jp/
.com/ .org/ .net/のドメインで日本語ドメインの登録ができます。ただし、自分の名前などをサイトのURLに当ててしまうと、個人情報を探られたり、セキュリティ面の心配がありますので、利用することはあまりオススメできません。また、利用者数も少ないようです。
■バーチャルドメイン このページの一番上に戻る
- 1台のサーバーに複数のドメイン名を割り当てるサービスです。このサービスが利用できれば、レンタルサーバーを1契約するだけで、複数のドメインサイトの運営ができるようになります。ドメイン名ごとに専用のサーバーを借りる必要がなくなるので、運営費・管理費を安くできることが大きなメリットです。デメリットとしては、複数ドメインを入れている1つのサーバーにトラブルが起こってしまうと、運営する全サイトが見れなくなる点が挙げられます。
■バックアップ(自動バックアップサービス) このページの一番上に戻る
- このデータのバックアップに関しては、自分のパソコン内にサイトのデータファイルがあるので、個人サイトの場合はあまり関係ないと思われるかもしれません。もし自分のパソコンが突然壊れて、自分のサイトのデータが消えてしまったとしても、サーバー上からダウンロードすれば良いだけですからね♪ただ、ここで最悪の事態を考えてみましょう。
”たまたま”自分が住んでいる地域と、レンタルサーバーが設置してある場所で地震などの災害が起こったとします。そして、”たまたま”その災害が元で、自分のパソコンもレンタルしているサーバーも壊れてしまったとしましょう。となると、自分のサイトのデータはもうどこにも存在しません。このように自宅のパソコンとレンタルしているサーバーが同時にトラブルに遭うようなことが起きて、両者ともバックアップしていなかったとしたら、もう終わりです(笑)。兄さんなどはもうヤル気がなくなってしまうでしょうね。ただボー然として、廃人になると思います(笑)。
どんなに厳しく管理されているサーバーでも、ハードディスクの寿命でデータが壊れてしまったり、トラブルが発生したりする可能性は十分にあります。ですから、レンタルサーバー側がトラブルに対してどんな対策を行っているのかも、自分に合ったレンタルサーバーを選ぶ際の大切なポイントの一つだと思います。レンタルサーバー業者・プランによって、DVDなどのメディアにバックアップしてくれるサービスや、他のバックアップ専用のサーバーにバックアップしてくれるサービスなど、いくつかのバックアップサービスが提供されています。
また、レンタルサーバー業者によっては、自分が間違えて書き換えてしまったり、消してしまったりするファイルを復元してくれるサービスもありますが、これには少なくともレンタルサーバー側が自動バックアップをしてくれていることが条件です。個人サイトの場合はあまり敏感になり過ぎなくても良いと思いますが、法人サイトや本格的なインターネットSHOPを運営する場合には、レンタルサーバー業者のデータのバックアップサービスも、よく見ておいた方が良いj項目の一つだと思います。
■バックボーン回線/サーバーの設置環境 このページの一番上に戻る
- 上でも説明しましたが、バックボーンとは、”インターネットに接続している回線のこと”を言います。バックボーンが太い(速い)と、それだけ大量のデータの送受信ができることになりますので、たとえ混み合っている時間帯でも、快適にHPにアクセスすることができます。
このバックボーンが細い(遅い)と、インターネット利用者の回線が45Mbpsの通信速度が出る高速ADSLであろうと、100Mbpsの通信速度が出る光ファイバーであろうと、サーバー側以上のスピードが出ることはありません。つまり、自分のサイトに訪問してくれた人をイライラさせてしまう原因になるのです。
このバックボーンに関しては、接続している上位プロバイダーとレンタルサーバー業者を結ぶ回線容量が重要となっています。ですから、「100Mbpsで接続」という表現が正しく、「10Gbpsに接続」などという表現では意味がありません。”どれだけ大きなバックボーンに繋がっているかではなく、バックボーン→サーバーまでの回線の容量が知りたい”わけですから。
また、この接続回線を専用で使っているのかどうかのも大切な点です。また、その専用回線に何台のサーバーが接続されているかまで知れるとなお良いのですが、ここまで公開しているレンタルサーバー業者は少ないようです。
信頼性の低い小さな激安業者だと、フレッツADSLやYahoo!BBなどの一般の回線などを利用して、自宅の片隅にサーバーを設置している場合もあります。このようなサーバーの設置環境だと、停電や地震などの災害が発生した時に問題が起こる可能性が大きくなります。ですから、無停電装置が設置されていたり、災害の影響を受けにくい構造の場所に、レンタルサーバーが設置されていることを明示しているレンタルサーバー業者を選ぶのも大切なポイントの一つだと思います。
あと、サーバーが国内にあるか、海外にあるかも重要です。レンタルサーバー業者では、米国にサーバーを設置している場合も多いですが、米国にサーバーがあると、データは太平洋を横断しなければならないので、その分、国内に比べると、サイトのデータが読み込まれてページが表示されるまでに僅かですが時間が掛かります。
また、海外回線に障害が起こることもあり得るので、なるべく国内のサーバーを選んだ方が良いでしょうね。ただ、海外サーバーを利用している場合でも、高速な業者は存在しますので、あまり敏感になる必要はないと思います。
あっ、あとレンタルサーバーを国内に設置している場合でも、データセンターにサーバーを設置しているか、それとも自分の会社内や、他の場所にサーバーを設置しているかどうかによっても、サーバーの信頼性が全く変わってきますので、この点も注意するようにして下さいね。データセンターにサーバーが設置している場合には、耐震・消火・空調システム・無停電電源装置の二重化・24時間365日の友人監視などがある場合がほとんどなので、もしものトラブルの時に迅速に対応してくれる体制が整っていると考えて良いと思います。
余談ですが、ブロードバンド環境に慣れているインターネット利用者は、極わずかなページの表示速度の違いでも敏感になります。例えば、兄さんが運営している『金持ち兄さんへの道-内職/株式投資-』と、『Yahoo!オークションで儲ける』は、それぞれ有料レンタルサーバー、無料HPスペースを利用していますが、両者の表示速度には僅かなさが差があります。
- ■『金持ち兄さんへの道-内職/株式投資-』
- 接続までにかかった時間 = 0.023 秒
接続までにかかった時間 = 0.024 秒
接続までにかかった時間 = 0.024 秒
接続までにかかった時間 = 0.024 秒
接続までにかかった時間 = 0.025 秒
接続までにかかった時間 = 0.023 秒
接続までにかかった時間 = 0.023 秒
接続までにかかった時間 = 0.024 秒
接続までにかかった時間 = 0.023 秒
接続までにかかった時間 = 0.023 秒
--------------------------------------
接続までにかかった平均時間 = 0.024 秒
サーバー速度の目安
0.030秒(Yahoo! JAPAN --- 東京)
0.065秒(Yahoo! KOREA --- 韓国)
0.125秒(Yahoo! US --- アメリカ西海岸)
0.150秒(Yahoo! CA --- カナダ)
0.185秒(Yahoo! CN --- 中国)
0.215秒(Yahoo! UK --- イギリス)
0.330秒(Yahoo! AU --- オーストラリア)
■『Yahoo!オークションで儲ける』
- 接続までにかかった時間 = 0.363 秒
接続までにかかった時間 = 0.180 秒
接続までにかかった時間 = 0.180 秒
接続までにかかった時間 = 0.179 秒
接続までにかかった時間 = 0.180 秒
接続までにかかった時間 = 0.178 秒
接続までにかかった時間 = 0.180 秒
接続までにかかった時間 = 0.179 秒
接続までにかかった時間 = 0.180 秒
接続までにかかった時間 = 0.179 秒
----------------------------------------
接続までにかかった平均時間 = 0.198 秒
サーバー速度の目安
0.030秒(Yahoo! JAPAN --- 東京)
0.065秒(Yahoo! KOREA --- 韓国)
0.125秒(Yahoo! US --- アメリカ西海岸)
0.150秒(Yahoo! CA --- カナダ)
0.185秒(Yahoo! CN --- 中国)
0.215秒(Yahoo! UK --- イギリス)
0.330秒(Yahoo! AU --- オーストラリア)
たった0.数秒のサーバー接続速度の差ですが、敏感な人は何となく”ページの表示の遅さ”を感じるはずです。訪問者に少しでもストレスを感じさせずにすることは、サイトを運営する上でとても大切な事なので、バックボーン回線の太さやサーバーの設置環境は大切なポイントだと思います。
参考データ:【徹底解説】激安・格安 アクセスアップ『HP登録.com』の”サーバー速度チェック”
■Whois(フィーズ) このページの一番上に戻る
- インターネット上でドメイン名んも登録情報を参照さするためのサービスです。知っている方も多いと思いますが、独自ドメインを取得すると、その取得者の情報がWhoisデータベースに公開されます。この公開される情報は、名前、住所、電話番号、メールアドレスなどとなっていて、このWhoisデータベースに公開される個人情報について何も知らずに独自ドメインを取得すると、このWhoisデータベースに関して少しでも知っている人ならば、簡単にあなたの個人情報を入手することができるので注意が必要です。
もし、自分の個人情報が漏れてしまうと、迷惑メールが増えたり、いたずら電話が増えたり、数々の嫌がらせを受けてしまう可能性もあります。特に女性の場合だと、ストーカーの被害に遭ってしまう危険もあるので、独自ドメインを取得する場合には、この公開情報の取り扱いについて十分に注意するようにしましょうね!
ただ、ほとんどのレンタルサーバー業者では、このWhoisデータベースに公開される情報を、レンタルサーバー会社名義にできるようにしてくれているので、それを利用すれば安心です♪これを利用すれば、Whoisデータベースに公開される情報は、レンタルサーバー業者の情報になりますので、自分のプライバシーは守られます(*^^*)。
ちなみに、toドメインであれば、Whoisデータベースに自分の個人情報が公開されることはありません。これは、toドメインがWhoisデータベースで個人情報を公開しないようになっているからです。
■プライベートIPアドレス・ローカルIPアドレス このページの一番上に戻る
- LANなど、ローカルなネットワーク内の機器に割り当てるためのIPアドレスのことを指します。プライベートIPアドレスを割り当てられた機器でインターネットに接続するときには、NATなどを仲介して、プライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換する必要があります。
■HPスペース容量 このページの一番上に戻る
- レンタルサーバーの場合、サーバーマシンその物を借りるのではなく、サーバー内のハードディスクの一部を借りるという仕組みになっています。HP容量とは、読んで字のごとく、自分のホームページのデータを保存できる容量のことです。ここにホームページ作成ソフトなどを利用して作った、自分のデータをアップロード(転送)すれば、インターネット上に自分のサイトを公開することができるようになります♪
ただ、当然、このHPスペース容量には限界が設定してあります。それを超える容量のホームページを公開したいのであれば、追加料金を支払って上位プランに変更したり、他のレンタルサーバー業者へ変更しなければなりません。ですので、保険という意味で、自分のホームページの全体量の3倍〜5倍程度の容量はあった方が良いと思います。
もし、自分のサイトに商品の画像や、動画などを置く場合には、もっと多めにあった方が良いかもしれませんね。ちなみに、動画や画像を多く使用するアダルト系のサイトを運営しようと思うなら、100MB程度ではすぐに足りなくなる可能性もあります。画像や動画を多く利用しようと考えている人は注意して下さいね☆
参考までに、2004/03現在の『金持ち兄さんへの道-内職/株式投資-』など兄さんが作っているサイトを足した容量を言うと、約20MBを利用しています。兄さんが利用できるHP容量の限界は100MB以上はあるので、まだまだ余裕があるといったところですね(*^^*)。
■マルチドメイン このページの一番上に戻る
- マルチドメインとは、1つのレンタルサーバーで2つ以上の独自ドメインが利用できるサービスです。これが利用できるレンタルサーバー・プランであれば、1つのレンタルサーバーで数種類のサイトを公開したり、『abc.com』『abc.co.jp』『abcd.net』などの複数のドメインに対して、全て同じサイトを表示することができます。また、メールでも同じ事ができます。ただ、レンタルサーバー業者によって内容が異なっているので、契約をする前に必ず詳細を確認しておくことをオススメします。
■ミラーリング このページの一番上に戻る
- レンタルサーバー内のデータを バックアップする方法の一つです。ハートディスクなどを利用し、2台の外部記憶装置に、同時に同じデータを保存しておくことで、データを二重化してより安全にデータをバックアップしておくことができます。もし、片方のデータが壊れてしまっても、もう一方のデータがありますので、1台の外部記憶装置でデータをバックアップしておくよりも、より安全だと言えます。
■Movable Type(ムーバブルタイプ) このページの一番上に戻る
- 広く流行している”ブログ(ウェブログ)”の仕組みの一つです。ダウンロードをして、自分が利用しているサーバーに設置して使います。デザインを自由に変更できたり、公開した内容をいつでも修正・削除できるなど自由度が高いのが特徴です。movabletype.orgで個人に利用に限り【無料】でダウンロードすることができます♪
■メーリングリスト このページの一番上に戻る
- メール機能を利用して、社員などの複数の人が効率的に情報交換ができるサービスです。例えば、あらかじめ設定されたメールアドレスにメールを送信すると、メーリングリストに登録しているメールアドレス全部に、そのメールを配信することができます。
■メールアドレス数 このページの一番上に戻る
- これは独自ドメインやサブドメインで利用することができるメールアドレスの数です。通常、利用できるメールアドレスの数は、レンタルサーバー業者やプランによって数が決められていて、それ以上のメールアドレスは利用することができません。
メールアドレスが複数利用できれば、お父さん用、お母さん用、お兄さん用、妹用などと、人数分のメールアドレスを発行して、人によって使い分けができたり、問い合わせ用、相互リンク用、別のサイト用などと、利用する目的によってメールアドレスを使い分けることもできるので、メールを管理するためなどにとても便利です。
将来的なことも考えて、少なくとも、5個以上のメールアドレス発行できる業者・プランを選択しておいた方が良いと思います。インターネットショップを運営する場合や、多数の人がサイトの運営に関わる場合には、もっと多くのメールアドレスが発行できる方が良いでしょうね。法人サイトなどは、会社の規模が大きくなるにつれて社員の数も増えていくと思いますので、保険という意味で、無制限のプランがある業者を選択しておいた方が無難かもしれませんf(^_^;。
※独自ドメインのメールアドレスの例(rich-navi.comという独自ドメインを利用している場合)
1.father@rich-navi.com
2.mather@rich-navi.com
3.brother@rich-navi.com
4.sister@rich-navi.com
5.friend@rich-navi.com
というように、レンタルサーバー業者・プランによって決められた上限数まで、独自ドメインのメールアドレスを好きなだけ発行できます。
■メール自動返信・転送・コピー このページの一番上に戻る
- レンタルサーバーのコントロールパネルの設定で、メールが届くとあらかじめ用意したメッセージを自動的に返信する事ができます。ですので、外出中でメールの返信ができない時や、とりあえず、メールが届いたことだけをお知らせするメールを自動返信させることができます。
自分のサイト内で何かを販売している場合は、この自動返信メールを利用して、顧客への対応を効率的に行うこともできます。例えば、顧客の中にはサイト内に設置してあるQ&Aのページの存在に気付かない方もいて、Q&Aに掲載してある質問と同じ内容の質問をメールで問い合わせしてくる方もいます。
この対処法として、【お問い合わせ】用のメールアドレスを作っておき、このメールアドレス宛に送られてきたメールに対して、自動返信をするようにしておくのです。そして、自動返信メールの中にQ&AページのURLを掲載しておけば、Q&Aページの存在に気付かなかった顧客にも、Q&Aのページを見てもらう事ができ、疑問を自己解決してもらうこともできます。このように、自動返信メールは使い方によっては、時間&労力の短縮にかなり有効です。
また、メールを別のメールアドレスに転送・コピー可能です。これは自分に届いたメールのコピーを、あらかじめ登録した別のメールアドレス(電子メール機能付き携帯電話や会社のパソコンなど)に自動転送してくれるサービスです。あるアドレスからのメールのみを携帯に転送するなど、条件付の転送設定ができる場合もあります。もちろん、メール原本は自分のメールボックスにきちんと残っているので安心です。
■メールフィルタリング このページの一番上に戻る
- 送受信したメールを、送信者やタイトルなどの条件ごとに特定のファイルに自動的に移動したり、削除したりする機能です。これを利用すれば、1日にたくさんのメールのやり取りが発生する方でも、効率的にメールの処理ができるようになります。また、レンタルサーバーによっては、メールサーバー上で迷惑メールやウイルスメールを削除してくれるサービスを提供してくれるところもあります。
■メール容量 このページの一番上に戻る
- メール容量とは、レンタルしたサーバーのハートディスク容量の内、送受信したメールのデータを保存しておく容量のことです。このメール容量も、上で紹介したHP容量と同じで限界が設定してあります。Yahoo!BBなどのインターネット接続プロバイダのメールアドレスを利用している場合には、プロバイダのサーバーにメールのデータが保存され、そして、自分のパソコンを開いてメールを受信したり、ある一定の容量を超えたりすると、自動的に削除される仕組みになっています。
これに対して、レンタルサーバーで独自ドメインやサブドメインを使用して、自分のオリジナルのメールアドレスを利用する場合には、送受信したメールのデータは、自分のサーバー内に保存されるようになっています。ですので、決められたメール容量を超えないように削除したり、定期的に自分のパソコンを起動してサーバー内のメールを受信したりする必要があります。
このメール容量は、『実際に使用するメールアドレス数×6〜10MB』あれば大丈夫だと思います。ただ、上のHP容量の解説でも書いたように、画像や動画ファイルなどを頻繁に送受信する場合は別です。受け取るファイルの容量(重さ)を考えて、少なくとも、1週間はレンタルサーバー内に残しておけるメール容量を選ぶことをオススメします。
■ルートサーバー このページの一番上に戻る
- ドメイン名とIPアドレスの対応作業を行う、DNSサーバーで最上位に位置するもののことです。世界中で13台のルートサーバーが運営されていて、そのうちの1台が日本にあります。
■ルートディレクトリ このページの一番上に戻る
- 階層になっているディレクトリ構造で最も上位にあるディレクトリのことです。サイトでは、ドメイン名だけで表示されるURLのことルートディレクトリと呼ぶこともあります。
■RAID(レイド) このページの一番上に戻る
- レンタルサーバーのバックアップに関するページでよく見かける名前です。これは、複数のハードディスクを結合して、全体を1つのようにして管理する事で、アクセス速度をアップしたり、お互いのハードディスクのデータを自動的にバックアップし、データを保守したりする技術です。速度や安全性の面から、RAID-0〜RAID-5までのランク付けがされています。
■レジストリ このページの一番上に戻る
- 基本的に、独自ドメインは『レジストラ』と呼ばれるドメイン取得代行業者などを通して取得します(取得者とレジストラの間に代理店が入っていることもあり)。レジストラに自分が登録したいドメイン名を申請すると、その申請したドメイン名は『レジストリ』と呼ばれるドメインを管理する団体に登録されます。レジストリは、各トップレベルドメイン(.com/.jp/.tvなど)ごとに1つ存在しています。
自分が使用したいドメイン名がレジストリに登録されて初めて、申請したドメイン名が自分のものになります。ただ、この時点では”独自ドメインを取得しただけ”です。例えば、rich-navi.comというドメインが正式に自分のものになっただけでは意味がないので、次にそれを使用するための設定をする必要があります。
この設定を具体的に言うと、Web/メールサーバーを用意して、サーバーをインターネットに接続する回線を用意し、サーバー用のIPアドレスを取得し、サーバーのIPアドレスと取得した独自ドメインを結ぶDNSサーバーの設定・運用という作業なのですが、見るだけで『私には無理だ…』と思ってしまいますよね(^^ゞ。
でも、安心して下さい。ほとんどのレンタルサーバー業者では、このドメイン取得〜ドメインを利用できるようにするための設定までを代行してくれます。しかも、独自ドメイン取得の代行料金は、最近は特に低価格化が進んでいて、わずか数百円という激安・格安価格を実現しているところもあります♪このページの最初の方でも言いましたが、”独自ドメインは早い者勝ち”の世界なので、取得しようと思ったらできるだけ早く行動を起こすことをオススメします(*^^*)。
■レンタルサーバー このページの一番上に戻る
- レンタルサーバーは、Webサーバーやメールサーバーの機能を含めた、インターネットに常時接続された貸し出し用のサーバーマシンのことです。NTTの登録商標となっている”ホスティング”とも呼ばれます。自分のサイトを公開するために必要なレンタルサーバーは、”自分のサイト(ホームページ)を置くための土地”だと考えると良いでしょう。
現実の世界に例えるなら、レンタルサーバーは不動産(土地や家)です。皆さんが賃貸マンションや、賃貸アパート、一軒家などを借りるときには、一生懸命物件について調べようとしますよね。レンタルサーバーを借りる時も同じです。レンタルサーバーについての知識をきちんと見に付けてから、レンタルサーバー業者と契約をする必要があると思います。
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